MOON FLIGHT

Harrier2008-06-24

東芝HD DVD撤退で発売が遅れていた月周回衛星「かぐや」の高画像記録「月と地球」(ブルーレイ仕様)が、ようやく発売された。
月面を細密にとらえた「かぐや」のハイビジョン映像は、既にNHKJAXAのホームページでもお馴染みだが、こうしてじっくり見るとまた感慨深いものがある。
子供のころ、いや今でもだが(笑)月面で満地球を見ながら露天風呂につかるのが夢だった。
今回の映像ディスクは、そうした夢をささやかながらかなえてくれる。
これだけ遠い宇宙からハイビジョン映像が撮影されたのは史上初。
「かぐや」以降、世界各国からいくつも発射された月探査衛星だが、ハイビジョンカメラを積んでいるのは「かぐや」だけだ。
さすが世界に誇る日本の映像技術!
「映像を撮るならハイビジョンじゃなくちゃ!」という気持ちはよく分かる。

Sad corner

Akihabara 08.jun.13

久しぶりのブログ再開が、こうした写真で始まるのはさびしい。
祈ったところで逝った人たちは帰ってこないし、メディアが伝える犯行動機もまた切ないものがある。
大きな犠牲が出たこの事件で、誰一人幸せになれなかった空しさだけが街角に漂う。
花束が積み重なった祭壇に黙礼してシャッターを押す。

Ricoh R8

EOS kiss X2

GRデジタルなど高級コンパクトカメラで、一つのセグメントを築きつつあるリコーのデジタルカメラ
普及タイプのキャプリオシリーズもR8となり、愛称のCaplioも無くなってしまった。
個人的には、硬派で質実剛健なスタイルが気に入った。
トップパネルにアルミを使い、質感も上々。
絞りやシャッタースピードを選べないプログラム撮影専用機だが、レリーズタイムラグ0.011秒の高速レスポンスや最小絞り固定機能、自分仕様を即座に呼び出せるマイセッティングモードなど使い勝手は大変良い。
R5を使っていたときにも思ったのだが、このサイズで28〜200mmを実現している技術力にはつくづく敬服する。
改めて言うのもおかしいが、凄い時代になったものだ。





The National Art Center, Tokyo

Ricoh R8

PanasonicのFX500と迷った末に購入したRicoh R8を手に、乃木坂の新国立美術館に行ってきた。
同美術館では、6月9日までモディリアーニ展を開催中だ。(詳細は後日)


ガラスを大胆に使用した建物は、昨年死去した黒川紀章晩年のデザイン。
東大生産技術研究所跡地を利用した大規模美術館(地下1階、地上3階で床面積は日本最大)で、コレクションを持たないユニークなコンセプトでも話題をさらった。
地下鉄を利用する際は、千代田線「乃木坂」駅からが近い。(但し、裏門からなので建物周囲を半周してエントランスに向かう)
休館日を月曜日ではなく、火曜日にするあたりも他の美術館との差別化か…

SIGMA DP1

SIGMA DP1

今日は所用があって新宿へ…
久しぶりにシグマDP1を首からぶら下げて、試写してみた。
解像感はそれなりだが、このカメラで感心するのは、やはり色調の素直さだ。
暗部のディテールなどダイナミックレンジの広さを見れば、一般的なコンパクトカメラとは別ジャンルのものだと痛感する。
(まっ中身が違うんだから、当然だけど…)

注文をつけるなら、つるっとしたボディには何か引っかかりが欲しい。
どこか奇特なメーカーが、適価で専用グリップを作ってくれないものか…