荒川静香

PCV-HX80B

圧倒的なポイント差をつけてNHK杯を優勝した荒川静香
先シーズンの世界選手権優勝で何かをつかんだようだ。
日本選手にしては大柄な体は、敏捷性を問われる回転やステップには不向き。
でも、ゆったりとした大きなスパイラルや迫力いっぱいのジャンプは他選手には無い魅力。審判にも十分アピールする。
フィギュア向けの体格なら、ジュニア時代から国際級だった安藤美姫の方が上かも知れない。
審査の対象となる柔らかい手の表情などは、米国選手のお株を奪う素晴らしさだ。
世界チャンピオンになっても、全くおかしくない演技内容で存在感を示した。
日本3人娘の最後の一人、恩田美栄はちょっと苦しい。
高校生の頃は、そのジャンプ力で伊藤みどりの再来と騒がれたが
その後はパワー感が前面に出てこない。
体も少し痩せた感じ。

音楽に吉松隆を使った、恩田美栄の復活に期待したい。