「いいもの」とアフリカ

Canon LiDE 500F

広報誌2点を紹介する。

少子高齢化時代に突入した日本では消費ニーズも多様化している。
市場には、とにかくコストを押さえた低価格な商品や高価格ながら高品質な商品などさまざまなものが溢れている。
しかし、メーカーが自信を持って、これは「いいもの」と商品を送り出しても、消費者が受け入れないことも多い。
消費者が「いいもの」と支持する商品には、品質・量・価格はもちろん、使いやすさ、パッケージなど、購入者の立場を考えた配慮がある。
「良品工房」は、「いいもの」をキーワードに消費者と食品メーカーの仲立ちをする「いいものプロジェクト」を主催、消費者が考える「いいもの」を追求・創造するマーケティング会社だ。
同社がこの「いいものプロジェクト」をスタートして4年。
首都圏を中心に約900人の主婦モニターを抱え、昨年は約300件の商品をモニタリングした。
同社が選んだ「いいもの」認定商品もすでに100点を超え、一つの商品群を形成している。
良品工房=http://www.iimono-pro.com

ジェトロは、政府開発援助の一環として、アフリカ地域の食品を日本企業に紹介するダイレクトリー「アフリカの台所」を作成した。
内容は、今年3月に開催した国際食品見本市「FOODEX JAPAN2005」でジェトロ主催のサンプル展示コーナー「アフリカの台所」に出展した企業概要と扱い商品を紹介したもので、アフリカ7カ国へ派遣した専門家がセレクトしたスパイス、紅茶、加工食品など68社の商品、住所、連絡先をA4版28ページの冊子にまとめた。
希望者はジェトロ農水課まで。