The Feeling

FinePix F10

IBM(現レノボ)のThinkPad T43p(2668Q2J)を購入した。
一時期はSONYVAIOばかりだったマイ・パソコンだが、ThinkPad X31以降、X41、T43pと、とめどがない。
やはりキータッチは抜群だ。
その昔、IBMの電動タイプを使ったことがある。
オフィス用途で重量10kg以上、金額も30万円以上という代物だが、その感触は国産タイプライターでは得られないものだった。
パソコンや日本語ワープロさえなかった時代のことだが、今でもふと思い出す。
よく「一度ThinkPadを使うと、そのタッチ感から逃れられない」と言われる。
国産メーカーのギミックに満ちたパソコンと違い、ThinkPadには必要最低限のものしかついていない。
こうしたプロとしての道具感が好きだ。
価格も他社同性能のものと比べるとかなり割高だ。
「パソコンのベンツ」と評されるだけのことはある。
昨年、PC事業のオーナーが中国資本に変わり、品質面の弱体化が心配されたが、今のところ極端な変化はないようだ。
ThinkPadの開発には、日本IBMの大和事業所が深く関わっている。
パソコン・キーボードの感触にIBMの良き伝統を継承しているのは、喜ばしいことだ。
Hatena ThinkPad Users Group
ThinkPadX31、X41、T43p所有