サイバーショット

Konica KD-510Z

銀座ソニービルで近日発売のSONYデジタルカメラT9、N1、R1を見た。
T9はこれまでのTシリーズの流れをくむコンパクトスリムタイプ。
600万画素(1/2.5)のCCDと手ぶれ補正機能を合わせた意欲機だ。
N1は810万画素(1/1.8)、3インチの大型液晶が特長の新機軸。
そして、R1は828の後継機で、一体系ながら1030万画素(APS-Cサイズ)の大型CCDを搭載した話題機だ。
ざっと見た限り、やはり売れ線はT9だ。
全体の質感もスイッチを兼ねるカバーの動作感も下位のT5とは明らかな差を設けている。
初搭載となる手ぶれ補正機能と合わせ、これまでのTシリーズを集約したモデルと言えるだろう。
N1はサンヨーのDSC-E6ばりの大型液晶とタッチパネルが特長だが、操作感も含め使い勝手は今ひとつ。
銀行のATMと違い、こうした大型液晶を使ったタッチ操作が、デジカメの主流となるか、微妙なところだ。
R1はさすがに大きく重たい。
一眼レフが本体とレンズを分けて収納できるのに比べ、一体系はそれができない。
1kgを超える重量を含め持ち運びには苦労するだろう。
一体系は一眼に比べ、撮像素子のゴミ付着問題に対し有利と言われるが、どうしてもゴミが気になるユーザーはオリンパスのような機構を求めると思う。
一眼レフへと進むスタディモデルになるか…これも微妙なところだ。