雨のステイション

LUMIX LX1

ユーミンの歌が歌碑になっている。
長崎県立奈留高校愛唱歌の「瞳を閉じて」は有名だが
「雨のステイション」も平成14年10月に歌碑が建立された。
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「雨のステイション」荒井由実
新しい誰かのために
私など 思い出さないで
声にさえもならなかった あのひと言を
季節は運んでく 時の彼方
六月は青く煙って
なにもかもにじませている
 雨のステイション
 会える気がして
 いくつ人影見送っただろう
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一度でもこの歌を聴いたら、思い描いたそのシーンを忘れることはないだろう。
当時の西立川は、それはそれは淋しい駅だった。(^^;)
◇歌碑の添え書き
西立川駅 原風景の記憶
ヒップしていたころは、スピードというディスコで踊って、
家に四時頃の始発で帰ってくるのね。
それでなにもなかったように学校に出かけるんだよね。
タフだよね、若いから。
秋とか、冬とかだと、まだ真っ暗じゃない、霧がすごく深
いわけ。信号の色で街じゅうが変わっちゃうのよね。
信号が変わるたびに街が赤になったり、青になったり。
アスファルトがぬれていて。
だからグルーミーな景色というのがとっても好きなのよ。
「雨のステイション」というのは、雨といっても
ザアザア雨じゃなくて、霧雨というか、シトシト雨で、
西立川のお話なのね。
松任谷由実著「ルージュの伝言」角川文庫より