グアァルネリの響き

Canon LiDE 500F

「音楽は、語り手も演奏者も実際にはかなわない非常に多くの解釈をそれ自体に内包している。我々演奏家はこの『無限』の王国への案内人として活動しているに過ぎない。音楽を『理解した』と主張する者は、幻想を経験している(または創り出している)のである。我々の仕事は、謙虚に・・・・・・その音楽を解き放ち、聴き手の耳に届けることである。それが上手くいった時、小さな一歩が踏み出されるのだ」
ギドン・クレーメル
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クレーメルが.バッハの「無伴奏ヴァイオリンのソナタとパルティータ」を20年ぶりに再録音した。
一聴してグァルネリの深い響きに魅せられる。
シェリングシゲティなどこの大曲を弾きこなした達人たちを向こうに回す、素晴らしい出来です。
「秋の夜、ヴァイオリンの響きに身を任せてみたい」とお思いのあなたにぜひオススメ。
無伴奏ヴァイオリンのソナタとパルティータ」ギドン・クレーメルECM)