airpenストレージノートLimited EditionⅣ

DiMAGE A2

小物と言うには、ちょっとでかいが、このairpenストレージノートは、ぺんてるジャストシステムアスキーの3社共同企画商品だ。↓
https://www.justmyshop.com/app/servlet/cb12
昔、IBM音声認識ソフトViaVoiceを初めて出した頃、モニターになってくれないかと依頼されたことがあった。
商売柄、色々な語句を扱うと思ったらしい。
パソコンを使う者なら、音声認識は夢のひとつだが、いまだ実用に耐えるソフトは出ていない。
そして、手書き文字認識は主ハードとなるペンの開発から始まる。
初期のairpenは、好き者ならともかく、一般のユーザーには中々使えない代物だった。
何しろ軸先にテーパーがついていないので、ペン先が見えないのだ。
ノキアのDigital Pen(アノトペン)も、アンテナの関係でペン先がえらく見にくい。↓
http://www.nokia.co.jp/phones/digital_pen/index.shtml
4代目となったストレージノートの改良点は、このペン先視認性と全体のスリム化だ。
太かったペン軸も、ようやく普通のペンと言えるレベルになった。
付属の手書き文字認識ソフト「InkMagic」もそこそこの認識率で、楷書で大きく書いている分にはかなり高い認識精度を示す。
イラスト、漫画、図などは「絵」として読み込み、簡単な表ならば「表」としての認識も可能だ。
まだまだ、自由自在の使いこなしとは言えないが実用域に大きく近づいたことは確かだ。