ASIA LIVE IN JAPAN
実に10年ぶりにROCKコンサートに行ってきた。
遂にオリジナルメンバーが揃ったASIA日本公演…
1982年、D・GEFFINが創設したGEFFINレーベルは、鳴り物入りでASIAをデビューさせる。
メンバーはジョン・ウェットン(KING CRIMSON)、スティーヴ・ハウ(YES)、カール・パーマー(EL&P)にジェフリー・ダウンズ(BUGGLES)を加えた「最後のスーパーグループ」という呼び名にふさわしいバンド。
デビューアルバムは、ビルボードチャート・トップを連続8週独走し、全世界で1500万枚以上のセールスを記録した。
しかし、大成功も長くは続かなかった。
1年後にはウェットン、ハウが脱退、ウェットンの脱退は一時的なものだったが、ハウはその後GTRを結成、解散後はYESに復帰している。
ASIAは、オリジナルメンバーの構成が崩れる第3作目「アストラ」までが華と言えるバンドだった。
ダウンズだけは、その後もASIAに残り、ゲストメンバーを迎えながらバンド名だけは維持した。
絶頂期と言える83年に来日しているが、来日直前にフロントマンのジョン・ウエットンが抜けてしまい、ステージは急遽グレッグ・レイクを代役にした間に合わせのものになった。
期待していた武道館公演は全く印象の薄いコンサートだった。
あれから24年…
オリジナルメンバーが揃う今回のコンサートは感慨深い。
メンバーそれぞれ年はとったが、今でも腕は確かだ。
観客も全員35歳以上、平均40代半ばという懐メロ大会になってしまったが…(苦笑)
演奏曲目=この夢の果てまで、ワン・ステップ・クローサー、ラウンドアバウト、クリムゾン・キングの宮殿、ザ・ヒート・ゴーズ・オン他
於:渋谷CCレモンホール