FinePix F50fd

EOS 40D

コンパクトデジカメの「雄」富士フイルムFinePixシリーズが大幅モデルチェンジして1200万画素のF50fdとなった。
ブラックモデルを購入したが、発売は先行したシルバーモデルに遅れること1カ月、9月末の発売となった。
艶消しのマットな手触りが、何となくプロっぽい。(笑)


FinePixシリーズは独自のCCDを内蔵し、暗所でも低ノイズという高感度対応を売りにしてきただけに、今回の高画素化はファンの間でもかなり手厳しい批判にさらされている。
手ブレ補正機構内蔵、SD&SDHCカード対応はうれしいかぎりだが、実用域はISO400程度になってしまった。
同社の1年前の機種FinePixF30を愛用する私も今回の高画素対応は、もう少し何とか工夫できなかったのかと思う。
それでも、売り物の一つ「顔認識」は横顔も認識する優れもので、これは素直に感心した。
ピントと露出を連動させた「顔認識」は、今後コンパクトデジカメには必須となるだろう。
この技術で先行する富士、SONYCanonあたりは、他社に比べ確かに有利だ。
年末の商戦は意外な結果となるかもしれない。