Love Has No Pride

Canon LiDE500F

紙ジャケットで生まれ変わったリビー・タイタスのメジャー・デビュー・アルバム「リビー・タイタス」(1977)
77年と言えば、ボズ・スキャッグスの「シルク・ディグリーズ」やスティリー・ダンの「彩/Aja」がベストセラーになった年、まさにAOR全盛期だ。
彼女がエリック・ジャスティン・カズと共作したタイトル曲「ラヴ・ハズ・ノー・プライド」は時代を代表する歌。
「クライ・ライク・ア・レインストーム」「マイ・ラヴ・ウィル・ネヴァー・ダイ」など数々の傑作を放った希有のソング・ライター、エリック・カズにとっても、この歌はマスターピースといえるだろう。
ボニー・レイットやリタ・クーリッジのカヴァーでも知られる現代のスタンダードだが、最も有名なヴァージョンは、リンダ・ロンシュタットが歌ったものだ。
米国で復元された零戦の里帰りを伝えた日本テレビ制作のドキュメンタリー番組。
そのラストシーンにこの歌が流れていたことを思い出す。