The Perfect DIVA

Canon LiDE500F

2003年からラスベガスのシーザーズ・パレスで、繰り広げられたパーフェクト・ショー「CELINE DION A New Day」

4年10ヵ月に渡ったロングラン・ショーだが、300万枚のチケット全てがソールドアウトしただけに、このDVDでも完全無欠なパフォーマンスを見せつける。

正直な話、音・映像・曲・振付け・演出など、すべてが高い水準でまとまっており、彼女のファンならずとも引きつけられること間違いない。


私がセリーヌ・ディオンの名を知ったのは、デヴィッド・フォスターがプロデュースしたメジャー・デビュー盤「UNISON(1990)」が最初。
「Where Does My Heart Beat Now 」が全米スマッシュとなったが、ポップスの大道を行くストレートな歌唱力は単なる一発屋でないことを確信させた。
以降はスター街道をまっしぐら。
マドンナ、マライア・キャリーとは違う女性ポピュラー・ヴォーカリストとして、その地位を不動のものにした。


前の二人に比べ、若干線は細いが(笑)、日本人好みのヒット曲を連ねたこのライヴ盤は、来年の日本公演に向けた最良のガイドブックだ。