「一太郎」敗訴
松下電器とジャストシステムがソフト内のヘルプ意匠で争った訴訟。
東京地裁が示した判決は松下側の一方的勝利と、ソフト愛用者から見るとかなりショッキングな内容だった。
Windowsが本格化する前のDOS時代から「一太郎」とのつき合いは古い。
当時から日本語変換は出色の出来映えで、数ある日本語ワープロ中、最も使いやすいソフトだった。
「変換」「候補」「選択」「確定」に至る操作がWord+MS-IMEより良く、
この操作感から「一太郎」を手放せない。
同社が毎年発売する新バージョンには、必ずお付き合いしてきた。
それだけに今回の判決は衝撃的だ。
とは言え、判決はまだ地裁レベル。
高裁ではまた違った判断が出ると思うのだが…
競争や選ぶ自由が確保されるって重要なことだと思う。
だって、まともなワープロが1社だけになったら、皆が困るじゃないですか!