M64

PCV-HX80B

予算難からいまだ後継機のアイデアが公開されないハッブル宇宙望遠鏡
このままでは、07〜08年中に廃棄処分となってしまうが、スペースシャトルによる修理には相応の手間と資金がかかるのも事実だ。
ハッブルの新ギャラリー「Tour the Universe Through Pictures」には、千点以上におよぶ画像が公開されている。  http://hubblesite.org/gallery/
同望遠鏡が過去15年間に写した画像総数は、70万枚以上。
これからもその眼力で観測を続けてもらいたいと心から願う。

写真は通称「黒眼銀河」と呼ばれるM64星雲。(NGC 4826)
一見、穏やかに見えるが、実は上下に揺れて、回転している。最近の観測結果では、渦巻きの外部領域にあるガスは、内部の星と反対方向に回転していることが分かった。
複雑な動きについては、小さな銀河と大きな銀河が衝突した結果と考えられている。