LIVING LEGEND

Canon LiDE 500F

かつて世界を制覇したベテランロッカーの復活が目につく。
先日のポール・ロジャースとクイーンのメンバー(B・メイ、R・テイラー)のコラボレーションに続いて、今度は今年5月に再会コンサートを開いたクリームのライヴ盤が発売された。
かつては、切り裂くようなインプロだった「CROSSROADS」も、恰幅の良い熟年たちが出会う緩やかなコーナーに変わった。
演奏はベテランの3人だけに安心できるが、さすがにクラプトンは今でも第1線のプレーヤーだけあって、頭一つ抜けた余裕がある。
改めて感心するのは、ロックのライヴ録音も進歩したということ。
「何を今更…」という人もいると思うが、ROCKライヴの音質はクラシックを聴き慣れた感覚ではどうにも感心できなかった。
「これは…」と思ったのは2002年に出た「Back In The Us - Live 2002 /P・マッカートニー」「One More Car One More Rider /E・クラプトン」を聴いてから。
デジタル録音の良さを十分に活かしたライヴ盤で、文句なしの出来栄えには満足。
今回の2作品も中々の出来ですゾ!(^_^)