オリーブオイル

FinePix F10

オリーブオイルのテイスティングセミナーに参加した。
一口にオリーブオイルと言っても、生産地、オリーブの種類、熟成に対する考え方で様々な商品が存在する。
イタリアの場合、比較的冷涼なトスカーナ州からは辛口で若々しいオイルが、南のシチリアからは熟成の進んだオイルが作られている。
講義を聴いて、つくづく思うのは、ヨーロッパが香り、匂いの文化圏ということ。
洋の東西を問わず愛飲される「茶」でも、欧州は味よりも香りに重点を置いている。
お茶の場合、味は「緑茶」「中国茶」、香りは断然「紅茶」だ。
オリーブオイルも口に含んだ際、発散するオリーブ特有の風味を珍重する。
オリーブの木1本から750〜1000mlしかとれない貴重なエキストラバージン・オリーブオイル
野菜サラダも塩とオリーブオイルのシンプルなドレッシングが好きだ。
喉を刺激する繊細な辛みが、野菜の新鮮さを一層引き立ててくれる。