モーツァルトイヤー

Canon LiDE500F

今年はモーツァルト生誕250周年のメモリアルイヤー。
そして1月27日は、モーツァルトの誕生日。
故郷オーストリアをはじめ、世界各地で色々なイベントが開催されたようだ。
クラシック音楽に詳しい人はもちろん、そうでない人も名前だけは知っているモーツァルト
古典派とロマン派をつなぐ時代を生きただけにその作品は重量感と華麗さの絶妙なバランスの上に成り立っている。
しかしそれはある意味、中途半端といえるかも知れない。
私の好きなピアノソナタ第8番(イ短調)は、モーツァルトらしい印象的なフレーズが持ち味の佳曲。
軽妙さの中に時折見える暗い表情が人生の二面性を語っているようで興味深い。
ピアノソナタでは第14番と2曲しかない短調作品だが、影のあるデモーニシュな雰囲気に惹かれるファンは数多い。