アフリカの角

Canon LiDE500F

国連大学で開催したWFP(国連世界食糧計画国際貢献シンポジウムを取材した。
アフリカの角」とは、アフリカの北東部、サイの角のように突き出した半島部を指す言葉だ。
ケニアスーダンソマリアエチオピア、ジプチなどで構成するこの地は、世界で最も深刻な飢餓状態に置かれている地域でもある。
数秒に一人の割で餓死者が出る状態には、援助も集中的に行われている。
しかし、数千万に及ぶ難民には多勢に無勢。
交通手段もない不毛な荒野という環境の悪さも手伝い、肝心の援助は中々奥地まで届かない。
図はWFPが発表した世界飢餓マップ。
赤い部分は飢餓の最も深刻な地域である。