全国ふるさと見本市

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国内最大級の展示会「第63回ギフトショー(2/13〜2/16)」が、東京ビッグサイトで開催された。
ギフトという名目だけに、出展者はファッション、フラワー、雑貨、ジュエリー、化粧品、玩具、インポートなどありとあらゆる分野に及ぶ。
ビッグサイト東西の全フロアを使い、2400社以上が出展、4日間の期間中、20万人が入場した。

今回は、同展の中で開催中の全国商工会連合会主催「全国ふるさと見本市」を目当てに入場。
この展示会は北は北海道、南は沖縄まで全国各地の食品、工芸品、観光資源を紹介するもので、今回の見本市には69社が参加、地方名物を探すバイヤーや見物客で、会場内は身動きもとれないほどだった。

福島県の内郷商工会は、薬膳をキーワードにした食品開発をアピール。
色や形に配慮した新しいタイプのこんにゃくを出品した。

沖縄県金武町商工会は、県内でも珍しい「田いも(ターンム)」を参考出品した。
水耕栽培で作る「田いも」は栄養豊富だが、耕作面積が小さく大量生産の見通しはもう少し先だ。
味わいはネットリとした感じで、いかにも精力がつきそう。(笑)
里芋などの原種に近いとされている。

高級うどんで名高い稲庭うどんを出品したのは、秋田県ゆざわ小町商工会。
コシのあるうどんを細かくカットし、高齢者用介護食としての需要を調査中だという。