Chopin

Canon LiDE500F

先日のニュースで、ショパン(1810〜1849)が、晩年に愛用したピアノが発見されたと伝えていた。
1848年の英国演奏旅行で使用したもので、フランス帰国の際に売却されたものだという。
譜面台の形だけではよく分からないが、フランス製ということなのでプレイエルかエラールに間違いないだろう。
スタインウェイヤマハが、コンサート用ピアノを独占する中、プレイエルって情緒があって素敵(笑)、その昔、ラベック姉妹がデュオ用のプレイエルを使っていたのを思い出す。
リストやリパッティが愛し、日本ピアノ創世記の目標となったベヒシュタイン、音もスタイルもエレガントなベーゼンドルファー、A・ヒューイットが夜想曲(ショパン)のレコーディングに使った4本ペダルのファッツィオーリなど…経営が行き詰まっているブランドもあるが、世界にはまだまだユニークなピアノが存在する。