CASIO EXILIM EX-V7

DiMAGE A2

デジカメ遍歴もそろそろ40台近くになる。
動画という新市場にアプローチしたカシオのEX-V7(720万画素)は、ボディ内にズームレンズを組み込んだいわゆる屈曲系デジカメだ。
私にとって屈曲レンズを組み込んだデジカメは、ミノルタDimageXi、SONYサイバーショットDSC-T9以来3台目。
相性が悪いのだろうか、過去の2台は既に手放してしまった。
はたしてこのカメラはどうだろう?
パワースイッチを兼ねるレンズカバーは、スプリングを使い開閉に高級感を持たせている。
最新のデジカメの割に重量(148g電池除く)があるのも質感を与えているのか?
失礼ながら、TV通販の常連カシオにしては中々上質な製品だ。
シルバーモデルは既に発売されていたが、ブラックは1カ月遅れの3月下旬発売。
精悍な面構えは、待たせただけのことはあると言っているようだ。
価格COMの掲示板では、かなり厳しい評価を受けているEX-V7だが、使ってみると十分な商品力を持っていると思った。
過去の屈曲系デジカメを思えば、相当の進歩を実感する。
同時期に発売された姉妹機は既に1000万画素に突入しているだけに、このカメラの売りは静止画ではなく動画だろう。
ポケットからレンズカバーやズームの伸張を気にすることなく取り出し、そのまま撮影に入ることができる。
H.264、UHQワイド(848×480)で1時間以上の撮影が可能だ。(SDHC4GB)