The Jazz in Classic Music

Canon LiDE500F

1950〜60年代はジャズの時代だ。
ビバップ、クール、モダンなどのメーンストリームには誰もが知る巨人たちが並ぶ。
しかし、ジャズを楽しむ事に欠けては欧州も負けてはいない。
バッハやスカルラッティなどのクラシック作品にジャズ的なアプローチをかけたオイゲン・キケロジャック・ルーシェは日本でもかなり人気があった。
2000年にルーシェがリリースした「ゴルトベルク変奏曲」は、肩肘張らぬ演奏が心地よい良作。
「単なるBGM」といえば、その通りだが、デフォルメされたメロディとリズムは、オリジナルの特徴をよくつかんでいる。
さすがの職人芸、ジャック・ルーシェに座布団一枚!
Bach's Goldberg Variations/Jacques Loussier Trio
TELARC:CD83479