ドリーム・カー

PCV-HX80B

今、ドイツでは世界最大規模の自動車展示会「フランクフルトショー」を開催中だ。
時代の要請もあり、環境配慮や省エネルギーカニズムなど現実的な対応を迫られる自動車業界だが、コンセプトモデルには何と言っても夢が欲しい。
と言うわけで、「これは!」というモデルを選んでみた。
とりわけ気になるのが「シトロエン
子供の頃、DSに代表されるシトロエン・スタイルは不格好の典型と思っていた。
数十年後の今、好きな映画は「ジャッカルの日」、好きな小説は「深夜プラス1」なんだから、わからないものである。(笑)
今回の出品は、1年前のCエアラウンジに続く、Cスポーツラウンジ。
スポーティなイエローが何とも若々しい。
プジョー」も斬新なショーモデルを披露する。
プジョームービーは、マンガの世界から抜け出てきたようなシティ・コミューターだ。
スタイルの奇抜さでは最右翼の提案モデルだろう。
逆に現実的で手堅いのは「BMW MINIコンセプト」
ドアの開閉方法にも工夫を払った、開放感いっぱいのワゴンモデルだ。
往年のカントリーマンが、ダウン・トゥ・アースな魅力だったのに対し、このモデルはリゾート感をめいっぱい訴求している。
今年の東京モータショーが楽しみだ。