大容量USBフラッシュメモリー

LUMIX FX01

東京は世界的に見ても、まれな大都会。
南には日本第2の規模を誇る横浜〜100万都市川崎から、北東には、再開発が進むさいたま・千葉まで、周辺部を含めると3000万人を超す人口であふれている。
早い話、ビジネスならば南関東だけで、完結する規模なのだ。
したがって、多くの消費者を当て込んだ商売も盛ん。
繁華街ならば、必ず一つや二つ、マンガ喫茶&インターネット喫茶がある。
雨後の竹の子のように成長を続けるネットビジネス業界は競争も盛んで、最近のインターネット喫茶は設備も最新だ。
一方、テクノロジーの進歩も凄まじく、プライベートでもビジネスでも重宝しているUSBフラッシュメモリーの価格が劇的に下落している。
写真のUSBメモリーは、SILICON POWER Touch510(おそらく中国製) で、容量は4GB、秋葉原で11000円である。
このくらい大きな容量で、高速な読み書きができると、使う用途も変化してくる。
実は昨年から今年にかけて、ポータブル(持ち運び可能な)ソフトが次々に開発・発表されているのだ。
ネットブラウザ、メーラー、Word、Excelの加工ができるオフィスソフト、写真閲覧&簡易編集ソフト、動画閲覧ソフト、PDF閲覧ソフトなどで、ビジネスで使う一通りのソフトを無料でダウンロードできるのだ。(日本語化可能)
これをUSBフラッシュメモリーに入れておけば、ネット喫茶で自身のネット環境をそのまま使うことができる。
オフィスソフトが入っていないPCでも問題なく業務を行うことができるのだ。
しかも、ソフトはUSBメモリーに入っているので、ネット閲覧やメールのやり取りも痕跡が残らない。
東京のような大都会だからこそ、こうした条件がそろうのだろうが、この簡便さは捨てがたい。
蒸し暑い夏に重いノートパソコンを持つことなく、街のネット環境を利用する。
そんな時代が来たのだろうか?