Against the wind
「アゲインスト・ザ・ウィンド」は、Bob Segerのアルバム「奔馬のごとく」(1980)からのシングル。
ビルボード#1を獲得した名曲で、私はFENから流れるこの曲を聴いて辞職を決意した。
まさに「心の歌」だ。
今回、彼のライブCD(1980デトロイト)を手に入れたので久しぶりに鑑賞!
やっぱり泣けました。
演歌だね、これは…
◇
(大意)
まるで昨日のことのようだ
しかし、それははるか昔のこと…
ジェニーは、素敵な夜の女王だった
暗闇の中、ラジオは低くささやき
二人は秘密の時を過ごした
燃え盛る野火のよう…
全てが燃えつき、何も残らなくなるまで
あのときの彼女の言葉を思い出す
「愛している、永遠に…」と強く俺を抱きしめた…
憶えていない方が良いこともある
風に向かって
俺たちは風に向かって走っていた
若く、強く
風に向かって走っていたんだ
時は過ぎ、気が付けば俺は一人
周りは見知らぬ連中ばかりだ
故郷からも遠く離れ、自分の道を見失ったようだ
選ぶ道はたくさんあったのに…
走るために生き、生きるために走った
浪費も借金も気にとめず、何ヶ月も移動に移動を重ね
都合がつく決まりさえ全て破って…
気がつけば、探すようになっていた
風を遮る場所を…
いつのまにか、風を遮る場所を探すようになっていたんだ
流れ者の時代はもう終わり
今はしなければならないことがある
締め切りや約束、何を残し、何を捨てるのか
風に向かって
俺はまだ風に向かって走っている
確かに年は取ったが、風に向かって走っている